#07 インドネシア マンデリン G1(深煎り100g)
Indonesia Mandheling G1
インドネシア マンデリン G1
「インドネシア マンデリン G1」の深煎りは、まさに「重戦車」のような圧倒的な存在感を放つ、なくてはならないカテゴリーです。独自の精製方法(スマトラ式)と深煎りが掛け合わさることで唯一無二の魅力が生まれます。
1. 産地・精製背景
産地: インドネシア スマトラ島(主に北部タワール湖周辺など)
標高: 1,200m 〜 1,500m
精製方法: スマトラ式(Giling Basah)
生豆の水分量が多い状態で脱殻する世界でも稀な精製法です。この工程が、マンデリン特有の深い緑色の生豆と、「森の情景」を思わせる独特のフレーバーを生み出します。
グレード: G1(グレード1)
厳しい選別基準をクリアした最高等級豆のみを使用。深煎りに耐えうる強靭な豆密度の証です。
2. 深煎り(フレンチロースト〜イタリアンロースト)の魅力
マンデリンは、深く焼けば焼くほどその真価を発揮します。
「苦味」の質が変わる: 単に苦いだけでなく、ハーブやスパイスを煮詰めたような、重厚で複雑な苦味へと進化します。
「野生の甘み」の出現: 強めのローストにより、豆内部のオイルが表面に滲み出し、バニラやダークチョコのような艶やかな甘みが現れます。
3. 味覚の特徴(深煎り時)
フレーバー: 大地、苔、杉の木、シナモン、そして深煎り特有のスモーキーな香り。
酸味: ほとんど感じられず、どっしりとした重厚感に置き換わっています。
質感(ボディ): 「フルボディ」。口の中にまとわりつくような濃厚なコクと、長く続くエキゾチックな余韻。
抽出は少し低めの温度(82〜84℃)で濃厚に滴らせるように淹れることを推奨します。
4. ペアリング
濃厚なチーズケーキ: チーズの脂肪分が、マンデリンの強い苦味をまろやかに包み込みます。
和菓子(かりんとう・黒糖虎焼き): 黒糖のコクと、マンデリンのアーシー(大地的)な香りは驚くほど合います。
ドライカレーやスパイス料理: スパイシーな食事の後に飲むと、口の中を力強くリセットしてくれます。